山本健一さん
38歳・東京都内
担当:三浦 豪
浄化槽・水処理転職ナビ 代表
数学を教える仕事を15年。「なぜそれを学ぶのか」を伝えられる教師でありたいと思うほど、自分の言葉に裏付けがないことが気になっていた山本健一さん(仮名・38歳)。向き合う先に選んだのは、大学時代に専攻した水処理の分野でした。実務は全くの未経験。それでも登録から約4週間で、業界大手の浄化槽メーカーへの転職が決まりました。年収は前職400万円から450万円へ。
転職前 —— 教える技術は積み上がった。でも
山本さんは長く、数学を教える仕事をしてきました。塾や予備校での指導に加え、個人でも講師として活動。仕事そのものにはやりがいを感じていたといいます。
ただ、キャリアを重ねるにつれて引っかかりが強くなっていきました。勉強の内容を教えるだけでなく、なぜそれを学ぶのかを自分の経験として語れる教師でありたい。そう思うほど、自分にはその裏付けがないことが気になったといいます。
「生徒に『数学はこういうことに役立つんだよ』と口では言うんだけれど、じゃあ自分がそういうところに身を置いてきたのか、自分の経験として本当に語れているのか。そう考えたときに、自分に対してもうちょっと説得力が欲しいよな、というのを常々思っていました」
決断 —— 「今だからこそできた」
転職を考えたのは初めてではありませんでした。10年前にも5年前にも、今のままでいいのかと思った時期はある。ただそのときは、教える仕事の技術にまだ未練があったといいます。
今回は違いました。教育の世界でやれることをやり切った感覚があり、そのうえで「さらにこれもあるとよりいいよね」と思えた。
「今だからこそできた決断、という風に自分の中では思っています」
向き合う先に選んだのは、大学時代に専攻した水処理の分野。実務経験はまったくありません。それでも本やニュース、資格取得を通じて様々な水問題に関心を寄せてはいたものの、直接携わることはできない。そんな自分にやきもきする状態が続いていたといいます。
きっかけ —— こんなサービスがあるのか、と驚いた
インターネットで検索し、「浄化槽・水処理転職ナビ」に登録しました。
「水処理みたいなニッチな業界に、こんな風に業界特化でやっているエージェントがあるんだ、と驚きましたね」
登録して最もありがたく感じたのは、担当者と直接やり取りできる体制だったといいます。Web面談も電話も、相談したいときにマンツーマンで応じてもらえる。他のサイトと比べて一番よかったのはそこだった、と振り返ります。
支援体験 —— 一番助けられたのは、選考対策だった
やり取りの中で最も印象に残っているのは、と尋ねると、返ってきたのは選考対策のことでした。ちゃんとした就職活動をあまり経験してこなかったため、大丈夫だろうかという不安があったといいます。
助けられたのは、話し方のテクニックだけではありませんでした。
「言い回しの指導もしていただいて、非常に勉強になりました。でもそれ以上に、三浦さん自身が自信を持って伝えてくださっている様子を拝見して、『よし、これからこの業界に俺は行くんだよな』と、後押ししてくれているような雰囲気を作ってくださっていた」
そして、こう続けました。
「求人票だけ見て、電話だけで進めるようなことだったら、ひょっとすると途中で折れていたかもしれない。こうして顔を合わせてやっていただけたことが、私としては一番勇気をもらいました」
企業の情報 —— 安心して面接に臨むことができた
もうひとつ挙げてくれたのが、企業の情報が具体的だったことです。業界に特化しているぶん、担当者は採用側とも距離が近く、求人票に書かれていないことも伝えられます。
「人事のご担当者と三浦さんがお話をされていたと思うんですけど、実際に私の面接の場でも、先方から『三浦さんとはこういう風で』というお話をしてくださって。私としては、緊張がほぐれ安心感を持てた場面だったんです」
登録から約4週間で内定。全くの未経験で飛び込むことに不安はなかったかと聞くと、「新しい世界に飛び込む楽しみの方が大きかった」と語ります。
転職後 —— 現場に出て、人に伝える
配属は技術部のメンテナンス課。浄化槽のメンテナンスに加え、産業排水処理の領域を育てていく部署です。設計に関わる場面もあります。
「産業排水処理のユニットも浄化槽の延長にあるものだから、浄化槽のこともわかってなきゃいけない。本当に浄化槽の総合デパート的なことだと説明をいただいて、これは面白いなと思っています」
入社まもなく、大型浄化槽のメンテナンス現場への同行も始まりました。点検だけでなく、不具合箇所を的確に説明し、部材や機器交換の提案を行う場です。
前職との一番の違いは成果の見え方だといいます。目の前の生徒の反応がすぐ返ってきた前職と違い、今は相手が物。反応を知るには自分から時間をかけて追う必要がある。一方で、思わぬ形で前職の経験が顔を出すこともあります。
「設計的なことをさせてもらっているんですけど、やってきた数学チックな部分もあって、そこはちょっと楽しいなとも思います」
職場環境 —— 「日々、壁にぶつかっては聞くの繰り返しです」
生活リズムは変わりました。前職は遅い時間からの勤務でしたが、今は朝から夕方までの規則正しい働き方です。
研修は教育担当がついてのOJT。加えて、部署にベテランが多いことがありがたいといいます。
「『昔はこうだったんだよ』みたいなお話をしてくださる方が多いので、そういった方にお話を聞きながらやらせていただけるのは、すごくありがたいところだなと思っています。日々、壁にぶつかっては聞くの繰り返しです」
浄化槽管理士と浄化槽設備士の取得も並行して進めています。かつて本や資格の勉強で水問題に向き合っていた頃と、同じように机に向かう日々です。
転職を悩んでいる方へ
最後に、同じように未経験から転職を考えている方へのメッセージを聞きました。
「実際に活動して思ったのは、自分の思ったことをちゃんと喋ることが、いかに大事かということですね」
「『なぜこの業界に入りたいのか』という質問は、選考で必ず聞かれます。実際に聞かれました。自分はダメだと思っている時期もあったんですけど、担当のエージェントに正直に打ち明ければ、ちゃんと話を聞いてもらえる。そう思えたことが大きかったです」
山本健一さんの転職データ
| 項目 | ビフォー | アフター |
|---|---|---|
| 仕事 | 数学の講師(学習塾・予備校/個人でも活動) | 業界大手の浄化槽メーカー(産業排水処理ユニットの技術支援) |
| 年収 | 約400万円 | 約450万円(+50万円UP) |
| 業界経験 | 全くの未経験(大学で水処理を専攻) | 入社約1.5ヶ月 |
| 生活リズム | 遅い時間からの勤務 | 朝から夕方(規則正しくなった) |
| 転職期間 | — | 登録から内定まで約4週間 |
| 担当 | — | 三浦 豪 |







コメントを残す